2025年 9月 の投稿一覧

大切なお知らせ

 

「矯正歯科診療費」の価格改定について

材料費の高騰、スタッフ増員や設備拡充により、治療にかかるコストが増加しており、この度、処置料・矯正料金の改定をさせていただくことになりました。

令和7年9月1日以降での新規の患者様が対象となります。

より一層、質の高い医療をご提供できるよう、努力研鑽を重ねる所存です。

※すでに通院中の患者様においては、現在行っている治療費の増減はございません。

※通院中の患者様、終了後再希望の患者様でも、令和7年9月1日以降で新たな追加治療の場合や装置新製作など変更する際は新しい料金形態となります。

 

どうぞ宜しくお願いします。

歯科衛生士の役割

高梁市の医療法人社団 將斗会 樋口歯科医院です。

こんにちは。長い残暑もようやく影を潜め、秋らしくなってまいりました。

今年は秋の味覚の代表格のさんまも久し振りに豊漁とのこと、おいしくたくさんいただきたいですね。

みなさんが歯科に来るとお口のクリーニングなどをしてくれる「歯科衛生士」。

「先生の助手さんでしょ?」と思われている方も多いと思いますが、実は歯科医療業務を行うことができる国家資格を所有した「口腔ケアの専門家」です。

どんなことができるの?

歯科衛生士は、直接患者様の口腔内の処置をすることを許されています。

歯科医師の横について器具を渡したり、唾液や水の吸引などの診療補助業務のほかに、このようなことを行うことができます。

①歯科予防処置

むし歯や歯周病にならないように直接口腔内への処置を行うことができます。

歯周病は歯を失う原因のトップですが、これらの原因となる細菌を多く含むプラークや歯石などを器具を使用して除去したり、歯や口腔内についた汚れの除去や舌のケア、口腔内の疾患を予防するための薬剤塗布などを行います。

②歯科保健指導

お口の中の状況をみて、生活習慣・歯磨きやフロスなどの使用方法を指導します。幼稚園や小学校などに来て大きなお口の模型を持ってお話ししているのを見たことがある方もいるのでは?

③口腔機能訓練

高齢者など、必要な方に咀嚼や嚥下(飲み込み)の機能を鍛えるための訓練を行います。

飲み込む機能が衰えると唾液や食べ物が気道に誤って入ってしまう「誤嚥性肺炎」を引き起こしやすくなります。

入院した高齢者の肺炎の種類を調べたところ、80歳代の8割、90歳以上では9.5割以上が誤嚥性肺炎だったというデータもあります。

④ホワイトニング

歯科医師の指導監督の下、ホワイトニングの施術や歯を白く保つためのアドバイスを行うことができます。

このような守備範囲の広さを生かし、歯科衛生士は歯科医院の中だけでなく、高齢者施設や保健所など、さまざまな場所で活躍しています。

歯科医院では歯科医師をはじめ、さまざまな職種が力を合わせて診療を行っています。

歯科衛生士がお役に立てることはたくさんあります。

お口の中のことで気になることがありましたら、ぜひお気軽にご相談ください!

 

10月・11月の医院からのお知らせ

高梁市の医療法人社団 將斗会 樋口歯科医院です。

10月の予定

1日(水) 副院長さくらの苑訪問診療、口腔ケア会議出席
2日(木) 15時~樋口譲歯科医師 顎関節治療
3日(金) 午後副院長さきがけホスピタル訪問診療にて不在
10日(金) 午後副院長さきがけホスピタル訪問診療にて不在
15日(水) 副院長さくらの苑訪問診療
16日(木) 13時半~15時 院長高梁小学校就学前検診にて不在、15時~樋口譲歯科医師 顎関節治療
17日(金) 午後副院長さきがけホスピタル訪問診療にて不在
22日(水) 院長歯科医師会訪問診療セミナー出席
23日(木) 午後院長地域医療事業功労賞表彰式出席のため不在
24日(金) 午後副院長さきがけホスピタル訪問診療にて不在
25日(土) 矯正歯科診療日、樋口満歯科医師高梁高校東京支部同窓会出席のため不在
29日(水) 午後院長有漢学園検診
31日(金) 午後副院長さきがけホスピタル訪問診療にて不在

11月の予定

22日(土) 矯正歯科診療日

当院の診療スケジュールは、トップページのカレンダーからも確認できます。

こちらよりご確認ください。

 

9月・10月の医院からのお知らせ

高梁市の医療法人社団 將斗会 樋口歯科医院です。

9月の予定

3日(水) 副院長さくらの苑口腔ケア会議出席
4日(木)15時~ 樋口譲歯科医師 顎関節治療
5日(金)午後 副院長さきがけホスピタル訪問診療にて不在
12日(金)午後 副院長さきがけホスピタル訪問診療にて不在
17日(水) 副院長さくらの苑訪問診療
18日(木)15時~ 樋口譲歯科医師 顎関節治療
19日(金)午後 副院長さきがけホスピタル訪問診療にて不在
24日(水) 副院長さくらの苑訪問診療
26日(金)午後 副院長さきがけホスピタル訪問診療にて不在
27日(土) 矯正歯科診療日

10月の予定

25日(土) 矯正歯科診療日

当院の診療スケジュールは、トップページのカレンダーからも確認できます。

こちらよりご確認ください。

 

くさび状欠損をご存じですか

高梁市の医療法人社団 將斗会 樋口歯科医院です。

こんにちは。9月になりましたがまだまだ暑い日が続きます。熱中症に気を付けて、元気に残暑を乗り切りましょう!

歯の根元に水が当たるとしみる…
歯ブラシが当たると痛い…
冷たい風が当たるとしみる…

こんな時、一番初めに思い浮かぶのがむし歯ですが、歯がしみる原因は他にもあります。
みなさんは「くさび状欠損」をご存じでしょうか。

くさびの形は、ホールケーキが三角形に切り分けられたような形です。

くさび状欠損はその名の通り、歯の根元がくさびのようにくぼんでしまうことです。

原因はいくつか考えられますが、

・強い力で歯みがきをしている

・歯ぎしりや食いしばりなどで歯に強い力が加わる

・かみ合わせが悪い

などが挙げられ、歯の根元に強い力が加わっていることが共通点です。

歯ブラシを強く当てていると歯茎が下がりやすくなり、通常歯茎で守られている歯の根の部分が露出して、歯ぎしりなどで強い力が加わると歯が割れたり摩耗しやすくなってしまいます。発症しやすいのは正面中心から見て3番目と4番目の歯(犬歯とその隣の小臼歯)です。

くぼみが深くなると歯の内面にある柔らかい組織である「象牙質」が露出し、むし歯になりやすくなります。また、知覚過敏の症状も出てきます。冒頭に挙げたような症状が出ていればそれはもうくさび状欠損が進行している状態です。

処置としては、進行度によりますが、くぼんでしまった部分に薬を塗ったり、むし歯の処置でよく使用されるコンポレットレジン(CR)を詰めたり、といったものがあります。特に症状が強い場合は、神経を抜くこともあります。

就寝中の歯ぎしりや食いしばりを予防するためのマウスピースを使用することも有効です。歯科医の診断があれば保険診療が適用できますので、気になる方はまずご相談ください。